父のこと
祖母は私をとても可愛がってくれて家事など教えてくれた。
何故か神社や寺によく連れて行ってくれた(祖母と私の過去世の関係があった)
祖母は心主体の人だった。色々な想いを秘めて亡くなった。
いつも私に我を抑えなさいと言っていた。
色々な不思議な出来事、プロフィールにあるセラピストの先生のお陰で両親とのわだかまりも無くなった。先生のすすめで
両親に思いをぶつけて、分かり合えたのは父だけだった。
父との思い出だけが記憶にある位私は父親っ子なのだ。父に似ている。
父は癌を患っていた。
母に心、愛する事を教える為病を選んだのだ。
私も母に色々話したけれど。
父は一切介入させず母とだけ向き合っていた。
最期まで周りを気遣っていた。
私にできるのは祈りエネルギーを送る事だった。
疲れたと本音を言うようになり、父が本当に望む環境を整えたくて私と主人、孫である子供達とホスピスに入院させた。
高台の暖かい南の明るい部屋でたった一日だったけれど仲の良い友達とも話せ、もみじを見て 静かで良いところと気に入ってくれた。皆に囲まれ幸せだとも。
私達家族への思いもハートに入ってきた。
叔母と再会した時、父が私の中に入り涙が溢れた。働きながら妹である叔母を学校に行かせていた(知らなかった)ので想いの深さを感じたのだ。
叔母に告げると叔母は父の私への想いを話してくれた。
自分が愛されていると分かると胸があつくなり涙が溢れた。
主人や子供達も自分も哀しいのに支えてくれた。
父の亡骸の傍で私、主人、子供達だけで居た時「ふぅ~」と一息聞こえてきた。
それを皆がハッキリ聞いていた。
お別れをしたのだなと思った。
父の想いに感謝し前向きに生きていこうと思う。
愛し愛される事、自分を大切にする事を光の中で父は私達に教え昇っていった。
2016年12月15日 17:30